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『都市社会地理学』 第9章 レジュメ

『都市社会地理学』レジュメ

第9章 近隣、コミュニティと場所の社会的構築

課題
①都市開発はコミュニティの生活にどのような影響をもたらしたか
②人々は都市環境のイメージをどのように構築し、そうしたイメージは人々の生活にどのように影響を与えるか
③建造環境に組み込まれた社会的意味とは何か


コミュニティ喪失論 :都市にはコミュニティは存在しない。
           あっても弱体化している。

※ゲマインシャフト⇔ゲゼルシャフト  (テンニース)

コミュニティ存続論 :都市の「施設」が活気の中心となっている。
           (飲み屋、ビリヤード場、洗濯場など)
           農村生活を髣髴させる結束の強い社会ネットワークはインナーシティの「都市村落」に存在している。
           理由)・人口が安定している(移動性が低い)
             )・職種が限られた古い労働者階級である(苦難の共感)
           but → その共同性は崩れやすい 

コミュニティ変容論 :「郊外」は参加を選択できる社会構成の一つである。

郊外近隣はコミュニティの「アンチテーゼ」と受け取られがちだが、コミュニティは崩壊したのではなく独立した部分集合に分解され、その一部が地域を基盤にしている。
(自らが選択した集団なので似たような好みを持っている)

but → 少数派集団はある程度の社会的孤立を強いられる

郊外近隣における社会的相互作用の性質・強さは郊外のタイプによって異なる。
→米国 西欧の主要タイプ

9.2 都市における場所の社会的構築

「場所」⇔「内部者の生活」 の弁証法的関係

われわれは場所のなかで、また場所を通じて生活しているが、その場所はわれわれが構築し、意味を与え、時を経て多様なニュアンスを備えていった。

個人の生活世界⇔集団の感情構造の間主観性

感情の構造:場所の意識
生活世界:当たり前に思っている日常生活のパターンや文脈
時空間のルーチン化によって人々の日々の行為は共有されている

人文景観⇔行動の二重性

人がどういう文化を創造するかは、その構造の中でどういった制度に基づき行為を行うのかによって決まるが、その行為は日常で習慣化された世界の中で培われた感情で行われる。
(教科書P223 図9.4)


9.3 建造環境の社会的意味

都市の景観は支配的なイデオロギー(政治風土、時代精神)が反映されたもの

例) 都市に刻印された近代資本主義の精神
  ○マンチェスターにあるビクトリア期の壮大なゴシック建築
  ○ボストンやパリの「力の象徴」である巨大オフィスビル
  ○開発業者の利益追求のための大量な均一デザインの住宅

建造環境の社会的意味が単純・一面性であることはほとんどない

・建築が意図する意味と他者が知覚する意味には大きな違いがある。
例)パリのサクレクール寺院

・建造環境の社会的意味は静態的でない。
(ライフスタイルの変化→社会の価値観の変化)
※建造環境と社会の中の「建築家」と「自我」の役割(教科書P233 図9・6)

建築家:社会関係を「上部構造」に表象するプロセスの一部
    消費を刺激し剰余価値を引き出す

自我 :メッセージを受容し、消費する



まとめ

われわれの生活は、われわれの暮らす場所、コミュニティと非常に密接な関係で繋がっていて、それは古い時代から今に至るまで変わりのないことだということが分かった。
これから色々な町、都市を見る時はその町のコミュニティ、時代背景を意識して見ることができるようになったと思う。

2006-10-21 14:23 : 『都市社会地理学』(06学部ゼミ) : コメント : 0 :
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