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『空間の生産』Ⅰ

Ⅰ作品のデッサン(P101~P122)


19

それぞれの社会がそれ自身の空間を生産すると「社会的存在」は奇妙的実体である。(一種の抽象)→民俗学のレベルに落ち込み、消滅

イデオロギーと実践、イデオロギーと知を区別しうる基準が見えてくる


★封建主義社会:

それ自身の空間を創出した

城・寺院・大聖堂などの空間は今日でも存続している

西欧の資本蓄積が始動する「離陸」地点

都市は資本蓄積の本源的な場であり、資本蓄積のゆりかご


★資本主義社会:

抽象空間を生産した

商品世界・その論理・世界的規模での戦略・貨幣の権力・政治的国家の権利

銀行・商業センター・ネットワーク・自動車用道路・飛行場・情報ネットワーク

都市が解体した→社会主義革命:生活それ自身を変えずにイデオロギー的上部構造や制度や政治機構を変革するにすぎない=失敗


★社会主義:

その空間についての問い→ソビエト・ロシアは1920~1930、創造の高揚から不毛な時期→

資本主義の都市計画の努力と比べて新しいと言える建築生産をどこに見出す?

「現存」の社会主義社会とマルクス・エンゲルスによる新しい社会の構造との食い違いは?

社会の空間的実践の判断基準を適用するとそこに何を見出すか?



社会主義的生産諸関係の支配下にある空間全体と資本主義的生産様式が生み出す世界市場との間には、いかなる関係が存在するのか。

 社会主義が建築の革新を生み出さなかった、独自な空間を創出しなかった、妥当?過渡期の失敗?

二つの方向:①力点が成長の加速に置かれる

       大企業と大都市の力に依存して、不均等発展の激化、地域や住民階層全体の立ち遅れ

      ②まず中小企業や中小規模の都市に力点を置く

       都市と農村の対立を巧みに乗り越える


階級闘争:空間の生産において決定的な役割を果たす

多様化:20世紀前半 農業改革・農民革命=抽象空間の形成

     近年 都市のゲリラ活動・「大衆」の都市への介入

抽象空間:複雑なしかたで機能する

     黙契・不可侵の協定・非暴力の準契約(相互性)

空間の経済:特定の場所における人々の間の特定の関係を維持する(合意・慣行)

●ブルジェアジーと資本主義の空間:財や商品の交換と結びつき、書かれた言葉や話言葉の交換と結びついた空間、他の全ての空間にも増やして、合意に依存している

以上の考察の理由:①空間の生産という概念をできるだけ具体化する

         ②ブルジョアジーのヘゲモニーのもとで階級闘争がいかにして導かれ

るのかを示す

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ソビエトの教訓:新しい社会関係が新しい空間を求め、新しい空間が新しい社会関係を求

める

理想は観念論に陥る→日常生活が具体的な制約とともに抽象空間に約束され、技術的改善

に依頼し、労働・余暇・居住の空間が互いに分離し、政治機関とそ

の管理は唯一の結びつけ、「暮らしを変える」という発想がときには、

あきらめ、ときには反復の政治スローガンに留まっている

理論的な思考:①言葉と理念の水準でのみ有効性をもつ否定的ユートピアの底知れぬ深み

と批判理論のむなしさを感じる

       ②すぐれて実証的な科学技術のユートピア=将来予測、社会工学、社会計

画の領域に直面する

長期にわたる理論的・実践的な構造と結びついている(政治的な構造)

社会空間と物理空間が気前よく合致されている。

心的なものから社会的なものへとそしてふたたびその逆へと無意識に飛躍することによって、空間それ自身の属性が空間に関する言説へと転移させられる。

非言語的な集合を特徴づけているのは「心的領域」に還元しえない空間領域である。

戦略的仮説:一般に受け入れている政治的戦略政治の戦略に影響を及ぼし、かわることが

ができるのであろう?

単一中心主義的な戦略的仮説の失敗

空間の規範を再建すること(理論と実践に共通する言語を再建すること)戦術的に考えられうる差し迫った任務である

分離された諸要因:私的なものと公的なもの、空間における出会いと差異の統一をとりもどしてくれる(ミクロの領域・マクロの領域との統一、日常性の領域と都市の領域との統一、内側と外側との統一、労働と非労働との統一、永続的なものと一時的なものとの統一)

統辞論の領域:明示的な諸関係、用語間の操作的な連鎖(言語活動の統辞論的領域)

範列の領域:対比の本質的な領域(含み隠された、暗黙の、語られることのない対比領域)

知と関係ある


21

方法:遡及的・前進的な方法

生産諸力の飛躍的な発展、自然そのものをおびやかすほど急激に自然空間を変容させつつある新しい科学技術の能力が出発点である。





疑問:

「マルクス:一定の生産様式はそれが生産諸力を解放し、それがはらむ潜在能力がすべて

実現されるまでは消滅しない。」についての議論 (P113)


2008-05-30 08:17 : 『空間の生産』(08院ゼミ) : コメント : 0 :
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