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第2章「分散と新しい形の集中」


1.資本の移動

資本の流れや多国籍企業についてのこれまでの研究では、資本の移動と「場所」のかかわりは、ある前提をもとに論じられることが多かった。その前提とは、場所を問わず移動できる資本の性質である。

BUT資本の移動は、場所を選ばず移動しやすいというだけで可能になるのではなく、技術的な条件が必要である。

↳ex.資本を移動させる技術、世界中に分散した生産システムを支配しつづける力

2.資本の可動性

資本の可動性が高まると、生産及び雇用関係に変化が起こる。

経済活動の地理的な分散:製造業、サービス、小売業

↳こうした分散は、「成長の極」である成長拠点が置かれる場が変わったことを意味している。

BUT経済活動が地理的に分散しても、所有が起きる場は分散しなかった。分散した経済活動を支配するためには、計画立案やトップレベルでの経営管理、専門特化した企業者サービスなどを投入するシステムがなくてはならない。

経済活動の地理的な分散が進む中で、国内外を問わず「周辺」の労働市場が利用可能になった。ただし「周辺」はあくまで「周辺」としての地位にとどめ置かれる。

移民労働者の雇用は資本の可動性の替わりとして機能しているわけではない。むしろ、資本の移動に伴って生じたのである。

移民の流れはアメリカ、イギリスや日本へと向かっているには理由がある。その理由は、出身国の経済状況であったり、政治的・軍事的な歴史であったりすることが多い。

3.まとめ

本章では資本移動とはなにかを分析した。

ポイント:「資本の移動=地理的な移動」という単純な図式ではない。

2つの論点:①資本の可動性が高くなると、経済活動が地理的に分散するだけでなく、集積が新しい形で起きる。

      ②資本の可動性が高まるにつれて、労使関係も変わる。

↳背景:経済活動が集積されるなかで進んだ、生産と金融のグローバル化

○疑問点

1.経済活動の地理的な分散が進まなくても、「周辺」の労働市場がある程度利用可能ではないのか。

2009-05-08 14:24 : 『グローバル・シティ』(09前期院ゼミ) : コメント : 0 :
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