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日系ブラジル人の街@浜松のフィールドワークの報告

sawaです。
2006年3月に行った日系ブラジル人の街@浜松のフィールドワークの報告
(大学院ゼミのフィールドワーク、その晩は澤ゼミ同窓会でした)
ブラジル銀行浜松支店
禁止看板

エスニックショップ

携帯電話


ブラジル人が多く居住する地区を院生と半日歩きました。事前に(新幹線の中も含む)、片岡さんの論文2本(経済地理学年報50,1-25,2004と地理評78-6,2005)と、高井論文(地理評77-8,2004)を読んでおきました。

浜松駅北のフォルテというビルの中にある観光案内所(?)で市内の地図と、「はままつ conversation collection」という、便利な会話帳(英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、ポルトガル語の簡単な会話が見ながら出来る優れもの)をもらいました。また、そこでおいしいブラジル料理店を教えてもらいました。

次には、ハーモニカの形をしている(浜松は言わずと知れた楽器の街)といわれるアクトシティの東端のブラジル銀行浜松支店に入店。ちなみに行員は、外大出身者が多いそうです。

あとは、駅南地区のエスニックビジネスの店に入りながら、(どこでも日系ブラジル人に間違われ、日本で外国の人と間違われるという新鮮な体験をしました)、店の人においしい食べ物やよく売れる土産物、学校、日常生活のことなどとりとめもないことを教えてもらいました。会話のつかみでは、やはり便利な会話帳(ポルトガル語の簡単な会話が見ながら出来る優れもの)が役立ちました。

一番役だったのは、ポルトガル語で書かれた浜松の地図です。(或るブラジル人向け電気店でたまたま手に入れました。OSがポルトガル語のパソコンを売っていました)。片岡さん論文に書いてあるエスニックビジネスの店が大きく表示されると同時に、高井論文にかいてあった、日本語(特に漢字)が読めない人にとって、大事なランドマークであるアルファベットで表記されているコンビニや、サッカー好きな人にとって重要なJubilo shop、入管や職安の場所も丁寧に書かれています。また広告はすべてエスニックビジネスの店。日本語は全く書かれていませんが、おそらく浜松で生活する上で、必要な施設が網羅されているのではないでしょうか?フィールドワークの際には彼ら・彼女らの生活空間を知る上で、是非手に入れたい一品です。

また、気になったのが、ポルトガル語の看板。エスニックビジネスの店と公的機関での案内板以外には、携帯電話会社などがポルトガル語表記を行っていました。そして、あとは禁止看板です。駐車場などに勝手に駐車してはいけないという主旨の禁止看板です。ここでもエスニックな状況をかいま見ました。

このように駅南の新川沿いのエスニックビジネスが多く立地する場所を歩き、ブラジル料理をたらふく食べながらブラジルのTV番組を見て、食材店でジュースやお菓子を買い食いし、パーティグッズの店、ビデオ店の人などとおしゃべりを楽しみながら、向かったのは職安(HELLO Work)。パソコンで、自分の年齢や希望職種に関して検索した後、さまざまな年齢や職種で検索し、地域労働市場の実態を実感しました。自動車産業と楽器の街と言うことと、どこでもそうですが、派遣の仕事の多さを実感。また、ポルトガル語の通訳・翻訳も結構ありました。

それから、近くの入管へ。古びれて、何の装飾もなく、殺伐とした雰囲気の場所でした。VISAの延長などで訪れた日系人など南米の人ばかりのような気がしました。家族で来られている方が多かった印象を持ちました。ここでもエスニックな状況をかいま見ました。

その後、駅北の中心地へ向かい、倒産した地元資本の百貨店「松菱」の立派な建物を見ながら、ZAZACityなるトイザらス、ユニクロ、映画館の入った建物を見て、地元資本の衰退と、外資や大手資本の流動性に富んだ資本が地方都市に与えた影響を実感しました。

そして、高井論文によると、日系ブラジル人が故郷のサンパウロ市内の雰囲気に似た大通りに故郷の大通りの地名を付けてお互いに呼び合うと報告しているアルコモール有楽街などを歩き、サンパウロ市内の雰囲気に思いをはせました(しかし、全く知らない澤には、無論何も出てきませんでした。否、インドのカルカッタの下町に行った時の、ここは大阪でいうところの○○商店街やとか、阪急でゆうたら十三みないなもんや、この川は淀川といった体験がよみがえりました。望郷の念と、それでも何とか生きて行かなくてはいけない覚悟みたいなものでしょか?) 
2006-06-22 14:53 : その他のフィールドワーク関連情報 : コメント : 1 :
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私はこの夏休みに東京方面に行った途中,浜松で下車しました...といっても,残念ながら時間が限られており,うなぎを食べただけですが^^;;;
そのあとの横浜鶴見はかなり興味深かったですが,事前に論文を読んでおくという知恵が働かず,動物の勘による放浪となったため,炎天下の中で非常にキツかったですが,それもまた一興でした.
これからも面白いブログ,続けてください.
また寄らせてもらいます.
2006-08-29 13:43 : hamarie_february URL : 編集
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